Detail Information
課題の概要
参加資格: 福祉工学研究者、自動車技術者、シェアリングサービス開発者 等
背景:
高齢者の移動手段確保と社会参加は喫緊の社会課題であり、誰一人取り残さない社会の実現に向けてその解決が求められています。電動車いすは有効な手段の一つですが、導入コストの問題から十分に活用されておらず、抜本的なイノベーションが必要不可欠です。
単なるコスト削減だけでなく、新たなモビリティの概念そのものを変革する革新的サービスデザインを目指しましょう。そこで実現される社会こそが、持続可能で人にやさしい令和の社会といえるでしょう。
この視点からの大胆な発想で挑戦し、世界のモデルとなるサービスを生み出していきましょう。
課題の詳細
課題:
低コストで利用しやすい電動車いすシェアリングサービスの開発。
要件:
・1台当たりのコストを可能な限り抑える
・1日以上の長時間駆動が可能
・メンテナンスが容易
・高齢者も扱いやすい軽量設計
・予約等の管理を効率化
提出物:
・新しい製造プロセスや素材を組み込んだ低コストかつ高品質な電動車いすの概念と具体的な設計案
・長時間動作が可能な省エネルギーな電動車いすの技術的な詳細と性能の提案
・タイヤやブレーキ等のメンテナンスを容易にするためのデザインやテクノロジーの提案
・軽量でありながら高齢者が扱いやすいデザインや機能の開発案
・GPSとICTを活用して予約・返却・管理を効率的に行うための計画と技術的な提案
評価基準:
・コスト効率
・電池持続時間
・メンテナンス効率化
・扱いやすさ
・GPSとICTの有効活用計画
望まれる要件:
・排水再利用
・携帯性
・オンサイト製作可能性
使用技術:
既存の自動車技術やICTを活用